侵略の日記

多分遊戯王主にヴェルズについて書きます

ヴェルズのこれまでとこれから

はじめに

・ネット上に「ヴェルズ」に関する情報が少ないと感じたため作りました。

・ブログに慣れていないため下手くそな構成、文章になると思います。

・この記事の内容は個人的な意見がほとんどのためみなさんの意見や真実と異なるかもしれません、意見の一つとしてお考えください。

・ヴェルズや遊戯王をあまり知らない人にも分かるように書きたいのでヴェルズを知ってる人にとっては当たり前の事ばかりかもです。分かってる所は適当に読み飛ばしてください。

 

 

1.ヴェルズのカード

「ヴェルズ」カード及び「侵略の」カードについてです。

 基本的にデッキにおいての優先度順に紹介しますが環境や仮想敵、構築のコンセプト等によって変化するので割と適当な部分もあります。

 

1-1.メインモンスター

「ヴェルズ・カストル」 

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召喚することでヴェルズの召喚権を増やすモンスターです。特徴としては

・誘発や起動効果ではない

・戦士族のため「増援」等でサーチ可能

等があり、個人的にヴェルズで最も優先度の高いカードであると考えています。(メインのモンスターの話ですよ)

ヴェルズで最も優先度の高いカードを「ヴェルズ・ケルキオン」だと考えている方もいると思いますが、「ヴェルズ・ケルキオン」は初動にならずステータスも中途半端なため必ずしも3枚必要なカードではないと考えています。

しかし、「ヴェルズ・カストル」は「灰流うらら」「幽鬼うさぎ」「増殖するG」などの手札誘発を打たれにくく、安全にエクシーズ召喚やリンク召喚を行う手助けをしてくれます。すごいやつです。

 

「ヴェルズ・ケルキオン」

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一枚でヴェルズを二体並べることが可能であり、ヴェルズのメインモンスターで最もパワーの高いカードだと思います。ポイントは

・追加召喚は起動効果であり、召喚権を増やすわけではない(カストルと合わせて3回の召喚が可能)

・エクシーズモンスターやリンクモンスターもコストとして除外したり、効果で回収したりすることができる

・「ヴェルズ」モンスターのリリース軽減効果を持っている

などがあります。基本的にはこのカードを毎ターン召喚し、エクシーズ等を行います。強力な効果ですが、墓地に「ヴェルズ」モンスターがいないと発動できないため初動にはなりません。再録されてお求めやすくなりました。

 

「ヴェルズ・ヘリオロープ」

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 通常モンスターですが

・「ライオウ」「魂食いオヴィラプター」等の下級モンスターを上回る打点

・通常モンスターであるため「レスキューラビット」「予想GUY」等の通常モンスターサポートを利用できる

などのメリットがあり、【ヴェルズ】デッキでの優先度は高いです。ヴェルズ語を喋ります。

 

「ヴェルズ・マンドラゴ」

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かわいくて特殊召喚できるやつです。注意するのは

・先攻では効果が活かしにくい

・自分フィールド上にモンスターがいても特殊召喚できる

くらいです。後攻を意識するなら採用する価値はあります、しかし「H・C強襲のハルベルト」「フォトン・スラッシャー」などのカードにも利点があるためそちらを採用することも考えられます。かわいい。

 

「ヴェルズ・サンダーバード

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除去に強くてしぶといサンダーバードさんです。

・他の「ヴェルズ」下級モンスターと違い罠等と合わせれば単体でもある程度機能する

・「激流葬」や「励輝士 ヴェルズビュート 」といった全体破壊カードと相性がいい

などの利点が挙げられますが、これまでに紹介したカードと違い展開に役立つ効果を持たないためエクシーズやリンクではなく罠を用いた下級ビートで戦う際に光るカードです。巨神鳥の効果があればいいのに。

 

「ヴェルズ・アザトホース」

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リバースモンスターです。ヴェルズに詳しくない人はあまり見たことないかもですが「ヴェルズ・サンダーバード」と同じくらい採用価値のあるカードだと思います。

・相手モンスターをデッキバウンス出来る

・下級に殴り殺されにくい守備

・爬虫類族モンスターであるため「キングレムリン」でのサーチが可能

などの特徴がありますが、特筆すべきは最後の爬虫類族である点です。

デッキにこのカードが一枚入っていれば「キングレムリン」でこのカードをサーチし「侵略の侵喰感染」で「ヴェルズ・ケルキオン」などの好きな「ヴェルズ」モンスターに変換することができます。この動きは非常に優秀で特に「ヴェルズ」デッキよりもデッキパワーの低いデッキと当たった際に(最近はほとんど当たりませんが)安定して「ヴェルズ」モンスターを供給することができます。リバース効果も弱くないので単体でもそこそこ役に立ちます。絵が気持ち悪いですね。

 

「ヴェルズ・オランタ」

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「ならず者傭兵部隊」のような効果をもったモンスターです。特徴は

・「ならず者傭兵部隊」と違い表側のモンスターしか破壊できない

・リリースはコストのため「スキルドレイン」などがあっても効果を使える

などです。「侵略の侵喰感染」からサーチ可能なモンスター除去効果持ちです。環境や好みによって1枚入れたら入れなかったり。筋肉モリモリマッチョマンの変態だ。

 

「ヴェルズ・カイトス」

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だいたいオランタの魔法、罠版ですね。こっちは裏表関係なく割れます。「スキルドレイン」などが流行った際には採用の余地があります。こんな見た目で水族です。

 

「ヴェルズ・コッペリアル」

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コントロール奪取の出来る上級「ヴェルズ」モンスターです。

特殊召喚できない

・上級のためエクシーズに使いにくい

などありますが「ヴェルズ・ケルキオン」の忘れがちなリリース軽減効果を利用でき、強力な除去である「帝王の烈旋」と同時に採用することも考えられます。ジェネコンが操作してるイラストがかわいいです。

 

1-2.エクストラモンスター

「ヴェルズ・オピオン」

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「ヴェルズ」を象徴するエクシーズモンスターです。特徴や注意点として

・エクシーズ素材のない時は制圧効果を失う

・自分も5以上を特殊召喚できなくなる

・「懐獣」でも処理不可能

などがあります。

一つ目の効果は環境や対戦相手のデッキタイプによって強さが変化し上級を使用しないデッキ相手には無意味な効果になってしまいます。

二つ目の効果は相手に関わらず強力でヴェルズモンスターを交換できる「侵略の侵喰感染」や魔法罠への耐性を持たせる「侵略の汎発感染」をサーチすることができ2ターンかけて2枚のカードを回収することのできる素晴らしい効果です。【ヴェルズ】では「侵略の侵喰感染」がとても重要なカードであり序盤に加えておきたいカードであるためそれをサーチできるこの「ヴェルズ・オピオン」は先攻1ターン目で目指すことの多いカードです。しかし最近はエクシーズやリンクモンスターに優秀なカードが多いため採用枚数に関しては枠との相談になります。

最近の環境では3枚目を使うことはほぼないので2枚もしくはエクストラの枠がきつければ1枚でもいいとおもいます。これも字レアで再録されましたね。

 

「励輝士 ヴェルズビュート」

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ヴェルズの希望の星ビュートくんです。注意点は

・誘発即時効果であり、1ターンでの使用制限はないが同一チェーン上では1度のみ

・相手ターンのバトルフェイズにも使える

・光属性で「ヴェルズ」モンスター

あたりですね。強力な盤面解決カードであり誘発即時効果のため「激流葬」や「奈落の落とし穴」などがあっても任務を遂行できる上、「ヴェルズ」モンスターでありながら光属性であるため「ヴェルズ・ケルキオン」のコストに使えて「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」などの召喚条件を満たすのにも使えます。

個人的には【ヴェルズ】において「ヴェルズ・オピオン」に次ぐ有能カードでありアドバンテージ差をひっくり返すことのできる素晴らしいカードです。

エクストラから出すことのできる光属性のためこのカードのおかげで「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」「オネスト」などの採用も考えられます。ヴェルズらしからぬ白さですね。

 

「インヴェルズ・オリジン」

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最近登場した「ヴェルズ」リンクモンスターです。注意点は

・①の効果があってもエクストラゾーンには特殊召喚可能、自分にも影響あり

・③の効果はタイミングを逃す

・「ヴェルズ」モンスターを素材にするため「ヴェルズ・オピオン」や「インヴェルズ」モンスターも素材にできる

などです。評価の割れているカードですが効果を使い終わりエクストラゾーンを埋めてしまっている「ヴェルズ・オピオン」などのエクシーズモンスターをどかすことができるだけでも採用価値はあると思います。

①の効果に関しては相手は二ヶ所使える上「アカシックマジシャン」などにより処理されてしまうため過信は禁物です。

②の効果は使い方次第で、このカードの下に「励輝士 ヴェルズビュート」を出すことでビュートの効果を耐えたり、相手モンスターの正面に出して「ブラックホール」や「激流葬」を使ったりすることでこのカードを生き延びらせることができます。

③が最も重要で相手モンスターを「ブラックホール」などで同時破壊すれば大量展開できる他、「sin」モンスターや「彼岸」モンスターなどによる自壊を利用すれば先攻展開にも利用できます。

②と③を組み合わせて全体破壊を行い「インヴェルズ・オリジン」を残すことで展開するのが理想の動きだと思います。もうちょっと強い効果でもよかったんじゃないですかね、コナミさん。

 

「ヴェルズ・バハムート」

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ヴェルズを捨てることでコントロール奪取できます。特徴として

・手札から「ヴェルズ」モンスターを捨てるのはコストではなく効果

・奪ったモンスターに制限はない

などが挙げられます。強力な効果ですが手札に「ヴェルズ」モンスターが必要な上モンスター除去という点では「鳥銃士カステル」と役割が被るのでエクストラ枠によって採用しないことも考えられます。NTR

 

「ヴェルズ・ナイトメア」

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 オピオンが効かない下級展開デッキに有効なナイトメアです。特徴としては

・2体以上同時の特殊召喚でも全てに効果が及ぶ

・素材が闇属性2体のためヴェルズである必要はない

・打点が貧弱

などが挙げられます。このカードは5以上しか封じることのできないオピオンと違い特殊召喚をするデッキに対しては有効であり素材もゆるいですが、オピオンと違い「侵略の」カードをサーチすることができず打点も低いため先攻でこのカードをエクストラゾーンに置いてしまうと動きづらくなってしまいます。

とはいえより広く刺さるカードであるため環境や構築次第で採用のあり得るカードであると思います。ぐるぐるソードがダサい。

 

 1-3.魔法罠

「侵略の侵喰感染」

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手札または場の「ヴェルズ」モンスターを入れ替えることのできるカードです。注意点として

・デッキに戻すのはコストであり、デッキに戻して効果を発動した時に「サイクロン」などで破壊されるとデッキに戻したカードは返ってこない

・エクストラモンスターは戻せない

・罠なので相手ターンでも使える

などがあります。これは「ヴェルズ」デッキにおける最重要罠であると思っています。このカードの存在が【ヴェルズ】と【セイクリッド】を分けたと考えています。それほど強いです。

基本的に【ヴェルズ】には1枚は必須となるカードです。

これまでの【ヴェルズ】は初ターンで「ヴェルズ・オピオン」を成立させこのカードをサーチし、それ以降毎ターン「ヴェルズ・ケルキオン」等をサーチすることで安定してエクシーズを行い戦うことが基本戦術でした。今ではインフレによりゲームスピードが上がりうまくこの動きが出来ないことも多いですが、この「侵略の侵喰感染」を中心とした動きが【ヴェルズ】の基本になります(少なくとも僕はそう考えています。)。

プレイングの話になるのでめんどくさいと思う人は飛ばしてください。

「侵略の侵喰感染」に関しては色々とプレイングが絡みます。基本は1ターン目にセットし、相手ターンのエンドフェイズに発動しヴェルズの交換を行います。しかし、それをさせないために相手が「サイクロン」などのカードを手札に温存した場合エンドフェイズに使ってしまうとコストで戻したカードも失ってしまいます。そのためエンドフェイズで効果を使うか、自分ターンまで使わないかの読み合いが発生します。

さらに言うと1ターン目でサーチした「侵略の侵喰感染」を1ターン目にセットするかどうかでも読み合いは発生します。

例として以下のような手札があったとします

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先攻でオピオンを立てて侵喰感染をサーチしたとして何をセットしますか?

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この手札であれば既に「ヴェルズ・ケルキオン」を握っているため侵喰感染を必ずしも伏せる必要はありません。そこで「神の宣告」のみをセットしてターンを返したとします。

対戦相手が「サイクロン」を持っていたとして伏せに対して発動するでしょうか?

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もちろん他の手札にもよりますが伏せをサーチした侵喰感染だと思っていたら(侵喰感染のコストで「ヴェルズ」モンスターを戻した時にサイクロンを打ったほうが得だ)と考えてサイクロンを温存する可能性があります。

すると「神の宣告」を通すことができます。

説明が分かりにくかったかもですが、このように「侵略の侵喰感染」1枚をサーチすることで多くの読み合いが発生します。これが【ヴェルズ】を使っていて楽しい点だと思います。

(※これはあくまで一例であり、とても残念な話ですが今の環境ではゲームスピードが早いため今現在このプレイをすると関係なく「神の宣告」を破壊されライフを削りきられる可能性がかなり高く、全部伏せるのが正解なこともあります。これらは環境や相手の手札、性格などに左右されるのでその時の環境や相手のプレイを読んでプレイングを行いましょう。)

また、「侵略の侵喰感染」は永続罠であるためカード発動時に効果をすぐ使うか、カードの発動のみ行い別のチェーンブロックで効果を使うかも読みが関係します。

①カード発動時に効果を使う(ヴェルズを戻す)場合

「神の宣告」等(カードの発動を無効にできるが効果の発動は無効にできない)カードを打たれてデッキに戻した「ヴェルズ」モンスター1枚分損してしまう可能性があります

②カード発動後別チェーンで効果を使う場合

(既に表になっているカードの効果発動)のため「幽鬼うさぎ」を打たれてしまう危険性があります

このため相手の手札の枚数、伏せの枚数、通したいカードは何か、などを考えてプレイするべきです。

まだありますがとりあえずこの辺で。

 

「侵略の汎発感染」

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 「ヴェルズ」に魔法罠耐性をつけるカードです。注意点として

・発動した後に出てきた「ヴェルズ」モンスターには効果が及ばない

・「ブレイクスルースキル」などの墓地で発動する効果にも耐性を持つ

・(当然ですが)ダメージステップには使えない

などがあります。こちらも割とテクニカルなカードですぐ伏せてしまうとそのターンに「破壊輪」や「強制脱出装置」などを使われてしまうこともあるため伏せるか伏せないかで読み合いになることもあります。

また、このカードが存在することで相手が迂闊に「ブラックホール」などのカードを打ちにくくなる効果もあります。

しかし、当然ですがダメージステップには使えないため「禁じられた聖杯」や「プライドの咆哮」のような攻撃力増減カードには注意が必要です。

 

「侵略の侵喰崩壊」

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2枚バウンス効果を持つ罠です。採用の優先度は低めですがバウンスに耐性のないモンスターを複数枚展開することの多い環境では採用されることもあります(「幻獣機ドラゴサック」が2体ならんだ魔導征竜環境などですね)。注意点としては

・「ヴェルズ」モンスターの除外はコストではなく効果

・「ヴェルズ」モンスターが除外できない場合バウンスもできない

という点で、「ヴェルズ・サンダーバード」などで除外を回避してしまうとバウンスも出来なくなってしまいます。

 

1-4.残りのカード達

ヴェルズにはまだ紹介出来ていないカードがあります。

ここで紹介していないカードは比較的優先度の低いカードですが全く利用価値のないカードはほとんどなく環境次第で使えることもあります。

また、「インヴェルズ」カードである「インヴェルズの先鋭」や「インヴェルズの魔細胞」なども「ヴェルズ」モンスターとして扱われるため場合によっては採用もあり得ます。「インヴェルズ」モンスターを採用することでオピオンからサーチできる蘇生カードとして「侵略の波紋」の採用も視野に入ります。

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先鋭くんがペンデュラムやリンクに対応していれば…

 

2.ヴェルズ以外のカード

ヴェルズのカード以外で、ヴェルズと相性がいいカードやデッキを組むにあたって必要となるカードの一部を紹介します。

こちらも環境次第で変化するため一概にはどれが一番いいとは言えないので自分の好みや環境と合わせて考えてください。

 また、ここでは純ヴェルズに近い構築での採用カードについてのみ紹介します。他のテーマと組み合わせた〇〇ヴェルズの様なものは入っていません。

 

2-1.手札誘発

言うまでもないですが手札誘発は環境によって必要なものを選択しています。あえて追記するならチューナーやレベル4モンスターはシンクロやエクシーズに使え、闇属性や光属性は「ダークアームドドラゴン」や「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の召喚条件を満たすのに利用できます。

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 2-2.ドロー&サーチカード

遊戯王において重要なドローやサーチを行うカードについてです。

 

「闇の誘惑」

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2ドローして闇属性を除外するカードです。主に闇属性の手札誘発や「懐獣」などを入れる場合に採用すると先攻では不要なカードをドローに変えることができます。

 

「強欲で貪欲な壺」

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10枚除外して2ドローできる強力なアドカードです。強力なため個人的には採用したいところですが1回でデッキを12枚減らしてしまうため1ゲームで3枚は打てない(40枚デッキの場合)のと、ヴェルズではデッキにいて欲しいカード(「ヴェルズ・ヘリオロープ」や「侵略の侵喰感染」など)が除外されてしまう危険性があると言うことで採用枚数や発動タイミングは慎重に考える必要があります。

 

「増援」

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カストルサーチできる。つよい。

他にも「H・C強襲のハルベルト」や「フォトンスラッシャー」などを採用する場合選択肢が広がり、カストルだけでも十分採用する価値がある。

 

 「強欲で謙虚な壺」「命削りの方札」などの(特殊召喚できなくなる)ドローカード

戦術の中心であるエクシーズ召喚やリンク召喚ができなくなるため採用は難しいです。

「ヴェルズ・サンダーバード」などを中心とした下級ビートなら採用もあり得る。

 

 2-3.展開カード

「レスキューラビット」

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1枚で「ヴェルズ・ヘリオロープ」を2体揃えられ、1枚からエクシーズ召喚やリンク召喚ができる便利なカードです。しかし

・デッキに同名通常モンスターが2枚ないと発動できない

・「灰流うらら」のような手札誘発を受けやすい

などの問題もあります。召喚権を使用してしまうため特に「灰流うらら」の採用率の高い環境ではリスクの高いカードであり0枚の構築も増えていますが、効果が通った際のリターンが大きいことも確かです。

 

「予想GUY」

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「レスキューラビット」に変わる初動となるカードです。こちらは召喚権を使わずデッキに必要な通常モンスターも一体でいいため、「レスキューラビット」に比べローリスクローリターンです。また、デッキの通常モンスターを消費するため「レスキューラビット」との併用は難しいです。(「エンジェルトランペッター」など他の通常モンスターを採用すると言う方法もあります。)

 

「簡易融合」

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レベル4モンスターを出すことでエクシーズやリンク召喚をすることができ、「サウザンドアイズサクリファイス」などによる除去にもなります。ノーデンが使える時はより強力なカードでした。しかし「ヴェルズ」モンスターは出せないため「ヴェルズ・オピオン」や「インヴェルズ・オリジン」などには使えないので注意です。

 

「カゲトカゲ」「ジュラゲド」「フォトンスラッシャー」「召喚僧サモンプリースト」などレベル4の展開を補助するモンスター

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ランク4を作るのに役に立つカードたちですがこちらも「ヴェルズ」モンスターではないため注意が必要です。

 

「スケープ・ゴート」「BFー朧影のゴウフウ」「トーチゴーレム」等のトークン生成カード

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リンク召喚を行う為の手助けになります。リンク召喚はエクストラモンスターを出せる場所も増え大変強力ですが、エクストラデッキを圧迫し、「スケープ・ゴート」や「トーチゴーレム」はそのターンの召喚や特殊召喚に制限がかかってしまいその他の展開カードとの兼ね合いの問題もあります。

 

 「sin」モンスター「彼岸」モンスター

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「インヴェルズ・オリジン」でも触れましたが、オリジンがある状態で「sin」モンスターや「彼岸」モンスターを特殊召喚すると自壊しオリジン効果がトリガーするため先攻「インヴェルズ・オリジン」+「ヴェルズ・オピオン」などの場を作りやすくなります。

また、「sin」モンスターはフィールド魔法があればアタッカーとなり、「彼岸」モンスターはオリジンのいる状態で通常召喚することでオリジン効果とともに「彼岸」モンスターの効果も使うことができます。「彼岸の悪鬼ファーファレル」などがオススメです。

 

「死者蘇生」「ソウルチャージ」「リビングデッドの呼び声」「戦線復帰」「エクシーズリボーン」等の蘇生カード

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いつの時代も蘇生カードは優秀で大好きです。

「死者蘇生」は汎用的で丸いカードである上、召喚権が重要なヴェルズにおいてモンスターを1体追加できる蘇生は嬉しいカードです。しかし、死者蘇生は墓地の肥えている中盤〜終盤において主に役立ちます。ゲームスピードの上がっている今初動にならず1枚でゲームを決めきることもできない死者蘇生は必ずしも必要なカードではありません。

 「ソウルチャージ」は大量展開のできるカードですが、ライフを取りたい【ヴェルズ】において戦闘を行えないデメリットは大きいと思います。

罠による蘇生カードを入れるとしたら現時点で個人的には「リビングデッドの呼び声」を推します。完全蘇生のできる「戦線復帰」は魅力的ですが、そのまま攻撃ができない点、リンクモンスターを蘇生できない点がネックです。

 

2-4.制圧系モンスター

【ヴェルズ】のデッキタイプ的に1枚で制圧力のある「ライオウ」や「インスペクトボーダー」等を採用し1ターン目にエクシーズ召喚やリンク召喚ができなかった際に置くカードとして用意することも考えられます。

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2-5.メインデッキの大型モンスター

主に「ダーク・アームド・ドラゴン」「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」が挙げられます。

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どちらもゲームを決める力を持っていますが「ヴェルズ・オピオン」の効果で特殊召喚できないケースがあることに注意するほかケルキオンで墓地の闇属性を調整する、光属性エクシーズモンスターを召喚するなどの準備が必要になる場合もあります。

 

2-6.魔法カード(主に除去)

「ブラック・ホール」等のモンスター除去

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モンスター除去はライフ取りにつながる上「侵略の汎発感染」により自分のモンスターを守ることもできます。

 

「ハーピィの羽根帚」「コズミック・サイクロン」等の魔法罠除去カード

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【ヴェルズ】が苦手とする召喚無効罠等を処理できます。環境次第で「ナイト・ショット」等も候補になります。

 

2-7.罠カード

・無効系罠

「神の宣告」「神の警告」「神の通告」等

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「神の宣告」等の魔法罠を無効にするカードは【ヴェルズ】のような罠ビートにとって天敵である「ハーピィの羽根帚」などの魔法罠破壊カードを無効にすることができます。同じ目的では「大革命返し」などがあります。

「神の警告」「神の通告」などの召喚やモンスター効果を無効にするカードは「侵略の汎発感染」でカバーできないモンスター効果にも対応できます。モンスター効果に対するカードでは「天罰」などが挙げられ、対征竜では採用されていました。

 

・通常罠

「激流葬」「聖なるバリアーミラーフォース」「破壊輪」「強制脱出装置」等

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環境に合わせて選択しますが「激流葬」「聖なるバリアーミラーフォース」等は「インヴェルズ・オリジン」の効果のトリガーとなるためオリジンを中心とした場合相性がいいと言えます。

「破壊輪」はダメージのせいでオリジンはタイミングを逃してしまいますが、ライフを取るスピードの速い【ヴェルズ】においてライフを取り切る為の重要かつ強力なカードでもあります。また、これは「強制脱出装置」にも言えることですが、フリーチェーンである為こちらのオピオンやオリジンを「侵略の汎発感染」を見てモンスター効果や戦闘で処理しようとしてきた際に捌くことができます。

 

・永続罠

「御前試合」「センサー万別」「手違い」「虚無空間」等

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【ヴェルズ】にとって永続罠は「ヴェルズ・カストル」や「ヴェルズ・ケルキオン」での展開が通常召喚であるため「虚無空間」の影響を受けにくく、メインデッキの「ヴェルズ」モンスターが全て闇属性で種族がバラバラであるため「御前試合」や「センサー万別」がつかいやすいです。また「No .66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル」などによって永続罠を守るプランも使えます。罠の選択についてはやはり環境に合わせてとしか言えませんが最近発売した「センサー万別」は相性が良く、現時点では比較的刺さるデッキが多いと思います。

また、永続罠の多い構築ならば「宮廷のしきたり」の採用も考えられます。

 

また、「ヴェルズ・オピオン」を守るためのカードとして「安全地帯」「スキルプリズナー」などが採用された時代もありましたが、現在はオピオンを守るだけでは勝てない(レベル5以上に頼るデッキが減っているため)ことが多いのであまり採用していません。しかし、環境によっては採用もあり得ると思います。

 

 2-8.エクストラモンスター

ヴェルズではランク4エクシーズが作りやすい他トークン生成カードを利用したリンク召喚、場合によってはシンクロ召喚融合召喚も考えられます。ヴェルズはなんでもやります。

 

まず、エクシーズモンスターですが種類が多く、汎用性のあるものはほとんど採用の可能性があるので優先度の高いものや相性のいいものを中心に紹介します。

 

「鳥銃士カステル」「SNo. 39 ホープ・ザ・ライトニング(ホープセット)」「No.41 泥睡魔獣バグースカ」「深淵に潜む者」等の汎用カード

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ランク4は優秀なモンスターが多いですね。これらのカードは【ヴェルズ】関係なくランク4で強力な為採用価値があると思います。

しかし強力なリンクモンスターの増えた今エクストラ枠は無駄に使えないので本当に必要なカードを選んで入れましょう。個人的にはライフを取りやすいホープセットとホープONEは必要な場面が多く感じます。逆にバグースカが出る場面はオピオンなどが出ることも多い為必ずしも必要ではないと思います。

 

「竜巻竜」「恐牙狼ダイヤウルフ」等の魔法罠除去モンスター

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【ヴェルズ】にとって恐ろしい召喚無効系罠を割るもしくは踏むことができます。ダイヤウルフはモンスターも割れますがモンスター処理ならカステル等を使った方がいいケースが多いです。

 

「ガガガガンマン」 「No.82 ハートランドラコ」等のライフを取るカード

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ライフ取りの重要な【ヴェルズ】においてライフを取れるカードは重要であり「ガガガガンマン」があることによりライフを取りきれることも少なくありません。その為個人的評価は高いです。

一例として先攻「ヴェルズ・オピオン」を出してエンドし先攻2ターン目に「ヴェルズ・カストル」+「ヴェルズ・ケルキオン」+「(攻撃力1300以上の)ヴェルズ」がいれば

2550+1750+1600+1300(+α)+800で1ターンキルとなります。

このケースだと「ガガガガンマン」が入っていない場合打点2100が必要となり下級ヴェルズでは難しいです。(一応「ヴェルズ・サラマンドラ」が有り得ますがそれでも墓地にモンスターが必要なので)

なので「ガガガガンマン」も意外とまだ必要になることの多いカードです。

逆にヴェルズでは下級の打点が高めなので「ガガガザムライ」は下級で殴るのとあまり変わらず必要となる場面は少なく感じます。

 

「No .66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル」

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闇二体でエクシーズ召喚でき、永続罠などを守ることができます。永続罠を多くいれた構築では特に活躍し「虚無空間」を守る「虚無キービートル」で完封することもあり得ます。「コズミックサイクロン」には耐性ないので注意が必要です。

また、キービートルにはもう一つの役目があります。

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「電子光虫-コアベージ」に進化することです。コアベージは「鳥銃士カステル」では除去することのできない裏側守備表示モンスターを処理することができ、次ターン以降も自身の表示形式を変更することで素材を追加し効果を使えます。

こちらが永続罠で封殺している際の相手のセットや【ヴェルズ】が苦手とするリバースモンスターや墓地で効果を発動するモンスターを安全に処理することができます。

 

「キングレムリン

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「キングレムリン」で「ヴェルズ・アザトホース」をサーチし「侵略の侵喰感染」で他のヴェルズに変換するコンボが強力な他「カゲトカゲ」「ジェントルーパー」「蛇神ゲー」などと一緒に採用することも考えられます。(征竜に対してはドラゴサック対策で「レプティレス・ヴァースキ」を採用することもありました。)

貴重な「ヴェルズ」モンスターをサーチできるカードなので好きなカードではありますが現環境に対しては速度が遅く採用しないことも多いです。

 

次にリンクモンスターについてですがあまり相性の良いカードはないので一枚だけ紹介します。あとは構築次第でゴウフウやスケープゴートを入れているなら「リンクリボー」や「星杯戦士ニンギルス」など汎用カードを入れるのが良いと思います。

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「リンク・スパイダー」

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トークンを使ってリンク召喚でき、「ヴェルズ・ヘリオロープ」を特殊召喚できます。

 

リンクモンスターに関しては強い組み合わせが分かり次第追加します。

 

シンクロモンスターや融合モンスター

「エンジェル・トランペッター」を採用することで予想GUYなどから8シンクロが作れます。

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また、手札誘発を含めた5シンクロ、7シンクロも考えられます。(どちらも枠の関係で大体はボツになってしまいますが…)

 

融合は「簡易融合」により「サウザンド・アイズ・サクリファイス」や「召喚獣」モンスター「シャドール」モンスターの融合召喚のほかエクシーズ素材のためのレベル4融合の採用もあり得ます。それ以外では「超融合」によるモンスター除去も考えられます。

 

3.【ヴェルズ】の構築や型

 ここでは【純ヴェルズ】の構築や型についてと、混ぜ物を入れた【〇〇ヴェルズ】について説明します。

 

3-1.【純ヴェルズ】の構築について

【純ヴェルズ】の構築についてです。基本はこれまでに挙げたカードを好きなように入れれば大体できます。

それ以外の枚数や比率等に関してガバガバですが一応説明していきます。

 

「ヴェルズ」モンスターの枚数

【ヴェルズ】では「ヴェルズ」モンスターを引きすぎても引かなすぎても勝てません。

デッキ40枚として1ターン目にオピオン、2ターン目にケルキオンを考えると初手5枚+1ドローで「ヴェルズ」モンスター(及びそれに触れられるカード)3枚が必要となります。これは単純計算で20枚「ヴェルズ」モンスターや触れるカードが必要になります。しかし実際はオピオンの効果でデッキを圧縮したり「強欲で貪欲な壺」や「闇の誘惑」等でのドローも考えられるためもう少し少なくても大丈夫です。

僕は【ヴェルズ】を1から組む時「ヴェルズ・カストル」「ヴェルズ・ケルキオン」「ヴェルズ・ヘリオロープ」を3枚づつと「増援」1枚を入れた10枚からスタートします。ここに初動となる「予想GUY」を数枚(ここでは3とします)もしくは「レスキューラビット」を数枚入れます。これで13枚。ここに必要な「ヴェルズ」モンスターを入れていき(後攻の展開を考えるならマンドラゴ、モンスターや魔法罠除去が欲しいならオランタやカイトス、激流葬などを多く積むならサンダーバード、キングレムリンによるモンスターの供給をしたいならアザトホースなど好みや戦術に応じて)20枚弱にするとバランスが良くなると思います。

しかし、ヴェルズ以外の下級モンスターを入れる場合ヴェルズモンスターを減らすことも考えられます。

 

「ヴェルズ」以外のモンスター

「ヴェルズ」以外のモンスターの採用についてです。残念なことに「ヴェルズ」下級モンスターは1体では制圧力はありません。そこで「ヴェルズ・オピオンが立たない状況」では「ヴェルズ」の下級を立てるより「ライオウ」「インスペクト・ボーター」などの1体で制圧する効果を持つモンスターを出した方が効果的です。また、「ヴェルズ」モンスターだけでは先攻の展開力には限界があるため「カゲトカゲ」「フォトン・スラッシャー」などの展開補助カードを採用することで「ヴェルズ・オピオン」は成立しなくとも「No.41 泥睡魔獣バグースカ」などのランク4を立てることはできるためオピオンを出さなくても戦うことのできる環境ならこれらのカードを採用することも考えられます。

また、デッキパワーの不足している「ヴェルズ」にとって「ダーク・アームド・ドラゴン」などのフィニッシャーとなる大型モンスターの採用も考えられます。しかし召喚条件の都合上事故要因になりやすく複数枚の採用には注意が必要です。

 

「侵略の」カードの選択

「侵略の」カードを大量に入れている人も見かけますが基本は「侵略の侵喰感染」「侵略の汎発感染」1枚づつからのスタートとなり、特に気にならなければこの2枚だけで大丈夫だと思います。

「激流葬」「聖なるバリアーミラーフォース」など全体除去系の罠が流行っている場合は「侵略の汎発感染」を素引きするために枚数を増やすのもありです。「侵略の侵喰崩壊」は複数体のモンスターを先攻展開するデッキに対しては有効なこともありますが、「ヴェルズ」モンスターを消費してしまうため運用が難しいカードでもあり採用することは少ないです。

レアケースですが「侵略の」カードが(全て引いてしまったり、強欲で貪欲な壺で除外されてしまうなどの理由で)デッキから消えてしまうと「ヴェルズ・オピオン」の効果が発動できず素材を外さないこともあるので注意が必要です。

 

罠カードの選択

遊戯王はインフレが進み【ヴェルズ】で単純なデッキパワーで勝つことは難しいため【ヴェルズ】は常に環境のデッキに対してメタを張ることになります。罠カード選択の基本は①環境デッキを1枚で壊滅及び機能停止させられるカード。②こちらの動きを阻害するカードを防ぐカード。の2種類を入れていきます。

例を紹介します

①に関して

特殊召喚を多用し属性のバラバラな「征竜」に対して→「虚無空間」「御前試合」等

ペンデュラムを軸に戦う「EM」や「魔術師」などに対して→Pゾーンの処理をできる「揺れる眼差し」「コズミック・サイクロン」や複数体のP召喚を止めることのできる「神の宣告」等の召喚無効罠等

デッキパワー的にまともに1対1での交換を行っていては勝てないことが多いため、一枚で大きなダメージを与えられるカードを選択します。

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②に関して

伏せカードや永続罠を除去するための「ハーピィの羽根帚」や「ツインツイスター」に対して→自分の魔法罠を守るための「神の宣告」や「大革命返し」「宮廷のしきたり」等

「ヴェルズ・オピオン」など制圧モンスターをどかすための「鳥銃士カステル」「エレクトリックワーム」などの効果モンスターに対して→モンスター効果を封じる「神の通告」「天罰」等

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以上を基本として「一枚のカードで制圧もしくは壊滅させて相手が復活する前に殺し切る」ことを意識して構築やプレイングを行うことが重要だと思います。

 

 その他のメインカード

主に手札誘発や魔法の除去カードですがこれは環境に対する依存度が高く一概にこれとは言えませんが、あえて言うなら「浮幽さくら」などの闇属性モンスターを入れる場合「闇の誘惑」との相性が良くなります。同様の理由で懐獣を入れる場合「多次元懐獣ラディアン」を選択することが多いです。

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魔法の除去は完全に好みですが召喚無効罠が流行っている場合は魔法罠除去カードを増やしたいところですね。

 

エクストラモンスターの選び方

エクストラモンスターの選択についてです。これはヴェルズ以外のデッキでも言える話ですがエクストラデッキを作る際「必須と思うカードを入れていってあとは好きなカードを入れる」のではなく「全てのエクストラモンスターに優先順位をつけ上から15番目までを採用する」という方法を取る方がより実用性の高いエクストラデッキが作れるはずです。よく「ヴェルズ・オピオン」が3枚の構築を見かけますが「ヴェルズ・オピオン」の3枚目は本当に15番目までに入るのか考えてみてください。もちろん考えた末に3枚目が必要となったならOKですが勝つためには固定概念にとらわれず本当に必要なカードを考えることが大切です。実際に「ヴェルズ・オピオン」2枚目や「ヴェルズ・バハムート」が優先順位15位に入らないと判断したらオピオン1バハムート0にすることもありえます(今のところオピオン0はありませんが将来的には分かりません)。

 

 4.プレイング

【ヴェルズ】を使う上でのプレイングについての項目です。細々としたことは全て書き切れないかも、ということと一部人によって考え方の違う部分もあるかも知れませんので鵜呑みにするのではなく参考程度に。

 

4-1.基本となる動き

先攻の場合

「ヴェルズ・オピオン」を立てるパターン

 最もオーソドックスなパターンです。

1ターン目 オピオン→侵喰感染サーチ、セット

2ターン目 侵食感染でケルキオンサーチ→オピオンで汎発感染サーチ→ケルキオン召喚して展開

3ターン目以降 侵喰感染でケルキオンをサーチしてエクシーズやリンク

が基本の動きになると思います。この動きで「侵略の」カードが最低2枚必要となります。オピオンによるレベル5以上の特殊召喚封じが効いている場合は2ターン目に素材を使わないこともありますがその場合墓地の「ヴェルズ」モンスターが足りずケルキオンの効果を使えないので注意が必要です。

 

「インヴェルズ・オリジン」を立てるパターン

新たに増えたパターンでそのための構築でないとあまりやることは少ないと思いますが「先攻1ターン目でヴェルズを3体以上並べられる」「激流葬やミラーフォースなど破壊系妨害カードを持っている」「必要な「侵略の」カードをすでに引いている」などの場合には目指すこともありえます。

このパターンではオリジンの②の効果により自身を守り、相手モンスターを破壊して③の効果を発動させることを考えて動きます。(とはいえこのパターンは経験が少ないので机上論的な部分が大きく正しいか分かりませんが…)

 

どちらも立たないパターン

悲しいですがありえます。しかし、【ヴェルズ】は比較的罠が多く「ヴェルズ・サンダーバード」+罠カードでも十分戦えることもあります。サンダーバードでなくても「ヴェルズ」モンスター+「侵略の侵喰感染」+「激流葬」などのパターンでは激流葬で相手のモンスターを流しつつ自分は破壊を回避することができます。

また、手札次第では相手に情報を与えないためモンスターをセットしてターンを返すこともありえます(ケルキオンセットはよくやります)。相手が「サブテラー」などのリバースモンスターや「ファイヤー・ハンド」などの破壊をトリガーにするモンスターを恐れてくれる可能性もあります。同様にブラフの魔法セットも有効で、自分から見て苦しい状況でも相手からすれば伏せが恐ろしくて動きにくいこともあります。

 

後攻の場合

対展開デッキ

環境の展開デッキに対しては割とジャンケンとハンドでゲームが決まってしまうことも多く、「ジャンケンで勝てるか」「手札誘発を握っているかどうか」と言ってしまえばそれまでなのですが、ワンチャンを狙うなら「励輝士ヴェルズビュート」を通すことを狙います。ビュートはアドバンテージ差を返すことのできる強力なカードなのでうまく決まればその後は永続罠で封殺して勝つこともありえます。相手もそれを分かっているのでビュートを通すのが難しいんですがね…

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対伏せデッキ

メタビートなど伏せの多いデッキに対してのプレイングです。ワンパターンで申し訳ありませんが伏せが多い場合ヴェルズビュートを通しましょう。とはいえ伏せの多いデッキは召喚無効罠を伏せてある可能性が高く無駄にビュートを消費してしまうのは良くないため「サイクロン」などの魔法罠除去で割りに行くか「竜巻竜」「ダーク・アームド・ドラゴン」などで相手に先に召喚無効罠を打たせてから本命であるビュートを通しましょう(ビュートの効果は誘発即時効果のため「奈落の落とし穴」や「激流葬」であれば発動されても効果は通せます)。また、逆にビュートに召喚無効罠を打たせて「ダーク・アームド・ドラゴン」や「カオスソルジャーー開闢の使者ー」などを召喚することも考えられます(でもこの2体は奈落や激流葬に無力なので注意)。

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4-2.注意すべきこと

【ヴェルズ】を使う上で注意すべきことについでです。

「ヴェルズ・オピオン」の効果を使うタイミング

「ヴェルズ・オピオン」は強力なカードですが効果を使う際には注意が必要です。注意すべき1つ目は「幽鬼うさぎ」の存在です。先攻1ターン目は思考停止でオピオンの効果を使う人も多いと思いますが、「幽鬼うさぎ」が流行っていて尚且つオピオンが倒されると後がないなら効果を使わないこともありえます。2つ目はいつまで素材を残しておくかです。オピオンはエクシーズ素材がないとレベル5以上のモンスターの特殊召喚を封じる効果が消えてしまうため2つ目の素材は簡単には使えませんが素材を使わないと「侵略の汎発感染」をサーチできず罠を踏んでしまったり墓地の「ヴェルズ」が足りなくなって「ヴェルズ・ケルキオン」の効果を使えなくなってしまったりと一長一短です、考えて使いましょう。

 

全体破壊カードを通されない

自分ではビュートを通しますが相手には通されない、若しくは通されても立て直せるように心がけましょう。このデッキは伏せることが多くフィールドを空にされてからの立て直しが難しいので例えば「奈落の落とし穴」や「破壊輪」などを伏せていても安心せずに相手フィールドにレベル4が2体やチューナーを含むレベル合計が7のモンスターなどが揃ったときは全体破壊カードを警戒しシンクロやエクシーズをされる前に対処しましょう。

 

殺せる時には殺す

物騒なタイトルですが相手のライフポイントを0にできるときは何よりもそれを優先すると言うことです。

当たり前のことに見えますが、相手の動きを止めることばかり考えていると忘れてしまうこともあります。特に【ヴェルズ】は制圧も大事ですが下級の打点が高くライフを取るのも得意なため手札や相手の場によっては数ターンで決着がついてしまうことも少なくありません。「ガガガガンマン」「死者蘇生」「ダーク・アームド・ドラゴン」などを駆使して相手のライフを取り切ることを常に考えましょう、アドバンテージで負けていてもライフを0にすれば勝ちです。僕の尊敬するプレイヤーの言葉を引用します「殺しに勝る制圧なしーゼラ」。

 

4-3.細かいプレイング

「侵略の侵喰感染」の項でも軽く触れましたが【ヴェルズ】は細かなプレイングや心理戦が重要になるデッキでありそこにこのデッキの楽しさがあると思います。最初のうちは(そんな細かいこと考えなくても…)と思うかもしれませんしめんどくさい人は読まなくても大丈夫です。気になる人だけ読んでいただければ嬉しいです。後々追記したいと思います。

 

ドローカードを打つタイミング

主に先攻1ターン目において「闇の誘惑」「強欲で貪欲な壺」などのカードを打つタイミングについてです。他の条件にも左右されますが簡単にまとめると

①現在の手札でオピオンが立たない場合は最初に打つ

②現在の手札でオピオンが立つ場合は最後に打つ

これが基本になります。①の理由としてはオピオン(もしくはオリジン)を立てることを目標として動くためオピオンが作れない場合オピオンを立てることのできるカードを引くために最初に打ちます。注意すべき点は基本「増援」や「予想GUY」より先に打つという点です。これは「増援」や「予想GUY」を持っているということはあと1枚「ヴェルズ」モンスターを引くことができればオピオンを出すことができます、そこで先にそれらのカードを打ってしまうとデッキの「ヴェルズ」の比率が減ってしまうため基本的に「今現在の手札でオピオンが立たない場合」はドローカードは「最初に」打ちます。

②の理由としては極力ドローカードで「侵略の」カードを引きたくないためです。「侵略の」カードを引きすぎてしまうとオピオンの効果を使えなくなってしまうことと、どうせサーチできる「侵略の」カードよりも強い罠やモンスターを多く引きたいからです。

これらの条件には例外も存在します。1つ目は「闇属性モンスターが手札になく「闇の誘惑」を持っているケース」です。これは条件では①に値するため即打ちとなりますが手札を全て捨ててしまうリスクが大きいため、この場合罠を伏せて次ターン以降に賭ける、もしくは伏せられるカードを伏せてから「闇の誘惑」を発動する、のどちらかになると思います。2つ目のケースは「強欲で貪欲な壺」と「レスキューラビット」を持っているケースです。これは条件では②に当たりレスキューラビットとオピオンの効果を使った後にドローカードである「強欲で貪欲な壺」を発動となり、僕も昔はそのプレイを取っていましたが「灰流うらら」の存在がネックになります。「レスキューラビット」に「灰流うらら」を打たれてしまうと貴重な召喚権を失った上に一対一交換されてしまい壊滅的なダメージを受けることになってしまいます。そこで先に「強欲で貪欲な壺」を打つことで「灰流うらら」の発動を誘い安全に「レスキューラビット」を通すプレイもありえます。しかしこれは「強欲で貪欲な壺」による除外とドローで「ヴェルズ・ヘリオロープ」がデッキに1枚以下になってしまうとラビットの効果も使うことができなくなり最悪の結果となってしまうため必ずしも正しいプレイとは言えません。カードは自分の手札と相談して考えてから打ちましょう。(ちなみに参考までに僕なら手札にラビットと強欲で貪欲な壺がある場合ヘリオロープがデッキに3枚残っていれば{ヘリオロープが減る期待値が約1なので}先に強欲で貪欲な壺を打ちます、多分)

 

5.他デッキとの相性

他のデッキとの相性とそのデッキに対するプレイングについて簡単に説明します。相性は構築や先攻後攻によっても変わるため参考程度に。

 

5-1.展開系デッキ

展開系デッキ相手では先攻と後攻での難易度が大きく変わってきます。先攻では制圧してそのまま倒しきることもありますが後攻では先攻展開を返しきれず負けてしまうことも多くあります。

 

【青眼】【列車】などの大型デッキ

相性 ◎

先攻なら対策を入れられていない限りかなり有利です。後攻は先攻展開をどこまで返せるかです。【青眼】相手に注意すべきは「スキルドレイン」と「エフェクト・ヴェーラー」+「太古の白石」で、特に「スキルドレイン」は突破できないとそのまま押し負けてしまうこともあるため「サイクロン」などの魔法罠除去カードは温存することも考えましょう。

 

【ジャンクドッペル】などのシンクロデッキ

相性 ○

基本的に有利で先攻オピオン+罠でゲームが決まることも珍しくありません。しかし、これは多くの展開デッキ相手に言えるのですが後攻になってしまうと先攻展開を返せないこともあるので先攻後攻が重要になってきます。対シンクロデッキで主に注意する点は「霞鳥クラウソラス」の存在です。レベル4以下はシンクロモンスターといえどオピオンの効果範囲外であり一度突破されてしまうとそのターン中に殺されてしまったり逆に盤面を制圧されてしまったりすることもあるため、注意が必要です。

逆に先攻オピオンまで行ってしまえばそれを返されない限り有利に立ち回れます。

 

 

【恐竜竜星】

相性 △

相性はそこまで悪くなく思えますが後攻になった際「源竜星ーボウテンコウ」や「竜星の九支」を返しづらく「究極伝導恐獣」も成立してしまうと厄介です。とはいえ先攻はオピオンを立ててしまえば有利に立ち回ることができ、完封もあり得ます。オピオンを出した際に注意する点は「ロストワールド」+「魂喰いオヴィラプター」による4エクシーズや「竜星」モンスターのリクルートからの4エクシーズです(「炎竜星ーシュンゲイ」を残してターンを返さないようにするなどのプレイが重要です。)。

 

【セフィラ】

相性 △

先手後手で大きく変わります。【ヴェルズ】自体がカウンター罠に弱いためカウンターを構えられると大きく不利になり詰みの場も多いです。「セフィラの神意」による破壊体制もあるためビュートも通りにくいのが問題ですがビュートは条件さえ満たせば1ターンに2回発動することもできるためやはりビュートを使って盤面を返すことも重要になってきます。

 

【シャドール】

相性 △

展開デッキに入るか微妙ですが【シャドール】です。「ヴェルズ・オピオン」で融合召喚を封殺することが出来、一見有利に思えますが既に成立した融合体(主に「エルシャドール・シェキナーガ」)の処理が難しいのと下級モンスターの処理が難しいため想像以上に厳しい組み合わせです。理想としては「ヴェルズ・オピオン」や「虚無空間」などの永続で融合召喚を封じつつ「電子光虫-コアベージ」や「禁じられた聖杯」などを使ってセットモンスターを安全に処理したいところですが構築や引きによっては難しくどちらかというと苦手なデッキです。

 

【魔術師】等のペンデュラムテーマ

相性 △

レベル4中心のペンデュラムデッキにはオピオンが効かないため相性は良くないです。しかし、ペンデュラムテーマに対してはヴェルズにすんなり入る召喚無効罠や魔法罠除去カードが刺さるため構築次第で楽になることもあります。対ペンデュラムデッキにおいて注意すべき点は、召喚無効罠をペンデュラム召喚に残すことと足りないスケールを魔法罠除去カードで割っていくことです。エクストラデッキのペンデュラムモンスターを削ることで相手のリソースを減らすこととスケールを削ってペンデュラム召喚をさせないことを考えながら戦いましょう。

サイドデッキに「コズミック・サイクロン」や「醒めない悪夢」などを採用すればより戦いやすくなります。

 

インフェルノイド】

相性 △

オピオンがいる状況では「煉獄の虚夢」によるデッキ融合を行われず、上級ノイドは出されませんがそれ以外は相性が悪いです。「インフェルノイド」下級モンスターによるフリーチェーン墓地除外がケルキオンの効果を妨害し地味にきついです。サイドデッキを考えれば「マクロコスモス」などによる対策は可能です。

 

【SPYRAL】【星杯】などのリンクによる展開テーマ

相性 ×

デッキパワーに大きな開きがあり、先攻を取られると返すのが難しくオピオンによる制圧もそこまで影響を受けないため相性はよくありません。リンク召喚を多用するテーマに対してはオピオンより「インヴェルズ・オリジン」と罠による制圧の方が有効な場合も多いと思います(実践経験が少なくほぼ憶測です…)。とはいえオリジンでの制圧には限界があるため先攻で勝ちきるためには基本は永続罠での封殺を狙うのがいいと思います。特に「虚無空間」「センサー万別」などは相手の展開を大きく遅らせこちらは影響が少ないためオススメです。

 

【影霊衣

相性 ×

クラウソラスの影霊衣」が強すぎて割とどうにもなりません。「儀式魔人リリーサー」もあるため普通に対戦したら絶望的なことが多いです。一応対策をすれば五分くらいの戦いはできるかもですが基本的に相性は悪いです。(先攻をとって罠で固めれば勝てることもありますが…)

 

 【彼岸】

相性 ×××

地獄です。普通の構築で彼岸に勝つことはほぼできないと考えてもいいと思います。後攻の場合「永遠の淑女 ベアトリーチェ」1枚で詰むことも少なくないです。先攻を取って「ヴェルズ・オピオン」を出したとしてもベアトリーチェまでは行かれてしまう上にエクシーズを止めても「彼岸」モンスターの墓地効果で再度展開されてしまうことも多いため相手の事故以外ほぼ有利に立ち回れません…「浮幽さくら」で「彼岸の旅人 ダンテ」を除外するという対策もありますが「彼岸の黒天使 ケルビーニ 」の登場もあり決定打になりません。正直絶望的な相性で諦めるのも手ですがあえて対策カードを上げるなら「エクシーズ・ユニバース」による「CX 熱血指導神アルティメットレーナー」の召喚です。【彼岸】が流行った際に話題になったサイドカードですが【彼岸】側の構築によっては理論上突破不可能の場合もあり、僕の知る限りヴェルズに無理なく入るカードの中で唯一「一枚で【彼岸】に勝てる可能性のあるカード」だと思います。

 

5-2.罠系デッキ

最近は見ることの少ない罠系デッキです。【ヴェルズ】は罠デッキ、特にメタビートに対してはオピオンによる制圧が通じないことが多いためオピオンによる制圧よりもいかにしてビュートを通すかが重要になってきます。

 

【HERO】

相性 △

そこそこの相性です。先攻ではオピオンにより「M・HERO」の召喚を止められるためオピオン+罠で構えればそこそこ戦えますが【HERO】は手数が多いため「センサー万別」などの永続罠が欲しいところです。問題は先攻を取られた時で、こればっかり言ってますが後攻ではビュートを通すことを考えましょう。対罠デッキ全般に言えますが魔法罠除去カードを多く採用し「励輝士ーヴェルズビュート」や「竜巻竜」により相手の罠を割っていけば【ヴェルズ】は比較的「M・HERO ダーク・ロウ」によるダメージが少ないので戦いやすいです。

 

【AF○○】などのアーティファクトを軸としたデッキ

相性 △

レベル5以上の特殊召喚を使うAFには相性がよさそうですが先攻を取られると厳しいです。オピオンを出す前にモンスターが2体そろった時点で「AF-モラルタ」や「AF-デスサイズ」を出されてしまうとエクシーズ召喚ができずテンポを崩されてしまいます。

AFは対策が難しいですが先攻を取れてしまえばオピオンにより有利が取れる相手でもあります。

 

トリックスター

相性 △

ライフを取るスピードが速く下級の打点で「トリックスター・キャンディナ」を超えることもできるためそこそこの相性です。型にもよりますが【トリックスター】相手には長期戦をしたくないのでモンスターを並べてライフを取りきるプランを取るのがいいと思います。いわゆる「フォース」罠の採用率も高いため「侵略の汎発感染」が効果的に使える場面も多いです。後はほかのデッキを使って【トリックスター】の相手をする際と同様に「トリックスター・リンカーネイション」を警戒して重要なカードを先に伏せるなどのプレイをしましょう。対【トリックスター】を意識するなら構築上ではライフを取りきるためのフィニッシャーを増やすのもお勧めですが【トリックスター】自体が環境に多くないため特別意識する必要もないと思います(2017年11月現在)。

 

【テラナイト】【セイクリッド】【マドルチェ】【妖仙獣】等のレベル4(ランク4)デッキ

相性 ×

オピオンやオリジンが効かない相手は厳しいです。特に強力なモンスター効果や専用カウンター罠は割とどうしようもないです、悲しい。勝つには相手の事故を祈るかビュートのワンチャンにかけましょう。

 さいごに

ここまで読んでくださった方はありがとうございます。このような記事は初めてなのでなにを書いていいのか書かなくていいのか分からず長くなってしまいましたが、まだ書きたいこと全部書けていないのも事実です、また追加したいと思います。

ここまで書いてこんなことを言うのはアレですがインフレが進む遊戯王において【ヴェルズ】は今現在(おそらく今後も)環境を取るのは厳しくメタを張っても勝ちづらいことも多いです。なんでもいいから勝ちたい方は環境デッキを使った方がいいと思います。でも僕は【ヴェルズ】が何より好きなのでこれからもコッソリ使い続けていきます、多分。

そしてそんな【ヴェルズ】使いが増えることを願っています!楽しいデッキです!特にこの記事を見て使おうと思っていただけたら何よりです。

質問やご意見がありましたらコメントやtwitterへのリプライに書いていただければ可能な限り答えます。